日タイハーフの日本語教育と親の悩み

私の日本人ママ友、いやもう ババ友

と呼べる人数は多くはありませんが、多くがプーケット日本人補習授業校でのつながり。

意外にも子供の年齢は多少違えど自分と同じ年もしくは1才違いの人が多くて、共通の話題で盛り上がれるのは嬉しい限り。

補習校は毎週土曜日の数時間だけなのですが、お母さんたちがボランティアで一生懸命支えていかなければいけない学校なので、正直とても大変だったし、同じ場所に住んでいても、やっぱり考え方がみんな同じじゃないから意見の対立とかもあったり。

でもそんなお母さんたちとお友達になれて色んなお話をしたり一緒に活動をすることができた貴重な充実した時間だったし、今となってはみんないい思い出。

日本帰国や他の国へ移った方々なども含めて当時おつきあいしていたお母さんたちとは、今でも時々フェイスブック・ライン・メッセンジャーなどを通して近況報告や情報交換などしています。

補習校へは、長男・年長の時から約4年間、長女・幼稚園の3年間だけ通いましたが、子供たちにとっては自分と同じように日本語とタイ語で会話する友達を作ることができ、楽しい時間を過ごせたのではないかと思います。

 

当時、我が家にはパパの親戚も一緒に暮らしており、共通言語はタイ語。しかも私は仕事で日中はいないので日本語を教えている時間なんてそうそう持つこともできませんでした。まあ、その甲斐あって私のタイ語がかなり上達したんですけどね。

それでも長男は初めての子供って事でかなり頑張って日本語を話続けてましたが、この補習校のお陰で読み書きを覚え、長男とは日本語のみの会話のキャッチボールもかなりできるようになりました。

高1のとき、日本語を勉強するブランクはかなりありましたが直前に少しだけ勉強させ、バンコクに1人で行かせて日本語検定N3を受験しました。なんとかギリギリの点数で合格することができましたが、大学受験で少しでも役に立てるならと昨年N2を受けに行かせたのですが予想通り不合格。まあ、全然取り組んでなかったですから当然と言えばそうなんですけど。

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かなり悪い点数でお恥ずかしいですが、去年のN2はかなり難しかったという噂です。まだ試験データが発表されていないのでなんとも言えませんが。試験会場には何級を受けたのか知らないけど制服を着た子が結構いたよって言ってました。バンコクの日本語科の高校生でしょうかね。もしタイで日系企業に就職することを考えているならばN3は必須、N2があればもっと良いと聞きました。職種はわかりませんが・・・親としては何とかN2を取得させたいですがこればっかりは本人次第ですね。

ちなみにこちらは、N3を合格した時のデータ。

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「出典:日本語能力試験公式ウェブサイト (https://www.jlpt.jp/)」

N5以外は海外での受験者の方が合格率高くて驚きました。

 

長女はひらがなとカタカナしか出来ません。中学で少し習ったようですが漢字はほとんど読めません。日本語で話しかけてもタイ語で返事。少し日本語のできるタイ人と話すようなタイ語と日本語が混じった感じです。本当は中2の時、日本語検定N4を申し込んでいたのですが、学校の保護者会と重なっちゃって、そちらへどうしても行かなきゃいけなかったので受けられなかったのです。その後はもう高校受験があったため断念。

次男においては同居していた親戚が引っ越し、本来であれば日本語漬けができたはずなんですが、それまでのタイ語中心の生活をガラッと変えることも出来ず、また私も日中は相変わらず仕事だし長男と長女の学校生活にも追われて日本語を教える時間も持てず・・・まぁ、言い訳並べちゃいましたが、私の話す日常会話は理解することが出来ても自分で日本語を話すということはなかなか出来ません。

 

さて、ママ友の話に戻って、そんなお母さんたちと共に悩んでいたのは

現地校のこと特に 進学問題

当たり前ながら書類から何からすべてタイ語だし、学校の先生との会話もタイ語。それなのに、タイ人の旦那さんは非協力的だからどうしよう~って。

もちろん、そんな中でも

日本語教育どうする?

っていうことは永遠のテーマなのですが、

タイの学校のことを優先しなければならず、みんな歯がゆい思いでした。

ただ今我が家にとって初めての大学受験真っ只中ですが、もう子供もそのくらいの年齢になると、親よりも情報持ってたりして、昔ほどは情報収集に苦労しませんが、システムがよくわからないし大丈夫なのか、と心配で親はモヤモヤしてます・・・

今現在、プーケットにどれだけの後輩ママさんたちがいるかわかりませんが、たぶんみんな同じ悩みを抱えているのではないかと思い、そんなママさんたちがいつかこのブログにたどり着いて過去の情報が少しでも役にたてればいいな~と、できるだけ詳しくこれからもどんどん書いていきたい!と思います。

プーケット以外でもタイ国内で活躍する日タイハーフのお子さんを現地校に通わされている方も似たような状況があるかと思いますが、このブログを通してご自分の地域の状況などの情報などで交流できたら良いなと思ってます!

タイ以外に居住して読んでくださっている方にとってはあまりおもしろくない情報と思いますが、タイの教育ってこうなんだっていうお話として受け止めていただければ幸いです。

 

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