いつも疑問に思う学校の課題提出物
6年生の次男、毎週教科ごとに課題の宿題があり、全部ではないけれど、成績の点数に加算されます。
先週、先生より、ダンボール、マジックペン、色紙、飾り用のシール、両面テープ、セロハンテープ、のり、はさみなどを持ってくるようにという通達があり、次男に何の教科?と聞くと、音楽とのこと。
えっ、音楽??
数日前、音楽の授業の後、それら持って行ったものをすべて持って帰ってきてましたが、ダンボールはなにゃらカエルの顔のような、クマの顔のような輪郭に切ってあり、続きはまた来週するそうです。
図画工作のような授業で、何をしているのか、意味不明。
また、算数の課題では、A4の画用紙に、これもまた①カエルの顔の輪郭が描かれた絵がプリントされていて、②別の紙にはそのカエルの顔をくりぬいたような形のプリント、そして③それと同じ大きさの形にパイナップルの頭のような形のものがくっついているものがプリントされていて、②には次男が書いた最大公約数・最小公倍数を解いたものが書かれていました。
学校で①②③の絵を色鉛筆で塗りおわらず、また、外枠ははさみで切り、張り付けて完成させるのが宿題だったのですが、これって、算数の課題???
タイ語、社会、理科でもとにかく色を塗らなければいけないものが多く、色塗りがあまり好きではない次男は、手が疲れてくると、もう適当に塗ってしまい、見かけがよろしくない・・・
先日も、理科のプリント提出物、色塗りが汚いからということでやり直し。
長男の時も、娘の時も、同じような課題で、何度手伝ったことでしょう。
こういう色塗りや工作物っていうのは、
図画工作なんじゃないですか?!
そんな話を同僚としていたら、同僚の次男君、中学生で超進学クラスにいて、もう既に高校数学とか理科とかを習っているのに、同じような課題を未だにやっているとのこと。
なんか変だよ、タイランド。
娘が小学生だったころ、もっと変な課題とかもあったのですが、そういう特殊な課題になると、もう親の出番。
昔、娘の友達のタイ人お母さんも、
あ~私の宿題だわ~
なんて嘆いていたことがありました。
そして、後期の終わりごろになると、こういった課題物を各学年ごとに展示するんですけど、
美術の展覧会???
という感じです。
話は音楽の授業に戻りますが、日本の小学生なら、みんなある程度は楽譜が読めてたてぶえとかふけるし、合唱とかもできますよね。
3人の子供育ててますが、我が家の子供達、楽譜読めません・・・
そして、これまで一度も合唱なんて聞いたことありません!
音楽大好きな私としては、悲しいばかり・・・
コロナの前までは、年度末に必ず学校の学芸会のようなものがありましたが、その時に歌を歌うクラスなんかもありましたが、全員が同じメロディーを歌うだけ。
しかも地声で。
タイは、幼稚園の時から文字を書かせ覚えさせ、暗記するようなことばっかりで、それなのに、PISAのテストで点数が低く、
ほんとこの国の教育ってなんなんだろう
と実は、ずっと疑問に思い続けています。
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